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【緊急避妊法について】 避妊に失敗してしまったら・・・

緊急避妊法とは・・・
妊娠の可能性があるのに、避妊しなかったり、避妊に失敗(コンドームの破損・脱落など)した、そんな時に完全ではありませんが妊娠を避ける、あるいは妊娠する率を減らす緊急避妊方法です。
緊急避妊薬
2011年2月に日本初、厚生労働省に承認された「ノルレボ錠0.75mg」です。レボノルゲストレル(LNG)という黄体ホルモン剤で、フランスで1999年から使用されて以来、世界50か国で使われています。
服用方法と副作用
性交後72時間以内にノルレボ錠0.75mg2錠を一度に服用します。
副作用として頭痛、吐き気、倦怠感などがありますが、従来法に比べて、吐き気が少ないのではといわれています。

避妊が出来る理由と国内成績
*排卵の抑制、黄体化非破裂卵胞を招来する。
*受精を防ぐ。
*子宮内膜に作用して、着床を防ぎ、精子や卵の運動を変化させる。

服用後の注意事項
*緊急避妊後は避妊が必要です。
*服用後、3週間以内に次の月経がなければ、妊娠の可能性がありますので受診してください。
*既に妊娠していると、効果はありません。
料金について
*16,000円 税込(初診料、薬代、指導料)
*保険はききませんので、自費診療になります。


婦人科でもっとも一般的な子宮がんには子宮頚部がんと子宮体部がん(内膜がん)があります。

子宮頚部がん

頚がんは外子宮口付近に発生することが多く、検診が非常に有効です。

前がん細胞を異形細胞と呼び検診(細胞診)ではこの段階で診断することが可能です。つまり検診を受けることで進行がんを防ぎ死亡を減らすことが証明されています。多くの先進国ではほぼ例外なく、子宮頚部細胞診による検診が行われています。欧米での受診率は高く、たとえばアメリカでは、18歳以上の女性の86%が過去3年以内に1回以上検診を受けています(2002年)。一方、日本では過去1年以内に受けた女性は15%足らずにとどまっています。

頚がんは20歳代の若年層では急激に増えています

頚がんは、粘膜表面にとどまる上皮内がんと、粘膜より深くひろがる浸潤がんからなります。上皮内がんを含めた頚がんの発生率は、50歳以上の中高年層ではこの20年間で順調に減ってきていますが、逆に20〜24歳では約2倍に、25〜29歳では3〜4倍に増加しています。
これは、頚がんは ヒトパピローマウイルス(HPV) の感染が関与しており、高齢になるほど多くなる他のがんと違って、性活動が活発な若い年代での感染の機会が増えているためと考えられます。
つまり子宮頸がんのリスク要因として、その多くはHPV感染です。また喫煙も確立したリスク要因とされています。

症状

初期の子宮頚部がんでは、全く症状がないのが普通です。婦人科の症状がなくても、1年に一度子宮がん検診を受けることをお勧めします。

がんが進行するとはじめの症状としては、月経でない時の出血、性行為の際の出血、月経の量が増えたり長引いたりすることなどがあります。

診断

細胞診の分類は新しい基準が出来ました。これをベセスダ法(システム)といいます。

1.細胞診(スメアテスト)
がん細胞は正常の細胞とことなったかたちや色合いをしています。子宮頚部からこすりとった細胞をガラス板に塗り、色素で染めて顕微鏡で観察し異常細胞がないかどうか調べます。
結果 NILM ASC-US
(アスカス)
ASC-H
(アスカス-ハイ)
LSIL HSIL SCC
日本語の意味 陰性 意義不明な異型扁平上皮細胞 HSILを除外できない異型扁平上皮細胞 軽度扁平上皮内病変 高度扁平上皮内病 扁平上皮癌
推定される顕微鏡レベルの異常 腫瘍性の異常はない。炎症のある時がある。 軽い扁平上皮内病の疑い 高度扁平上皮内病の疑い HPV感染軽度異形成 中等度異形成〜微少浸潤癌の疑い 扁平上皮癌
従来のクラス
分類
T, U U〜Va Va〜Vb Va Va, Vb,
W, X
X
2.コルポスコープ診・組織診
コルポスコープ(膣拡大鏡)を使って子宮頚部、膣壁を拡大し肉眼ではわからない異常を発見します。
異常が見つかった場合一部切り取り顕微鏡で調べます。これが組織診です。
3.円錐切除診
組織診で早期がんと診断された場合、進行度を調べ治療方針を決定するために行う検査です。
円錐形に切除し、顕微鏡で調べます。

子宮体部がん

子宮体がんは子宮の奥の赤ちゃんを育てる部分にできるがんです。

子宮体部がんの発生する率は子宮頚部がんに比べて少なく、以前は10%未満でしたが最近は子宮体部がんの患者さんが増加傾向にあり子宮がん全体の3割〜4割程度になってきました。特に都心部で生活する女性で発生する割合が高くなっており、ライフスタイルとの関連性が高いとされています。

子宮体がんは40歳代から増え始め50歳〜60歳代で最も多いとされてきましたが、最近では30代での若年層でも見られます。

子宮体がんの原因

子宮体がんの発生は、閉経後の女性、未婚の女性、妊娠・出産の経験がないまたは少ない女性、動物性脂肪を好む肥満体の女性に多く見られます。これらが当てはまる女性は同時に乳がんの発生率も高くなることが分かっています。

子宮体がんの発生には女性ホルモンのエストロゲンが大きく関与していることが分かっています。エストロゲンの主な産生源は卵巣および副腎と脂肪組織になります。

現代の日本女性は、食生活の欧米化によって発育も体格もよくなりました。そのため初経が昔より早く、逆に閉経は遅くなっています。また未婚の女性が増え出産の機会も減りました。これらはエストロゲンにさらされる期間が長くなったことを意味します。こうした背景から、子宮体がんが発病しやすくなったと考えられています。
閉経後は卵巣に代わって、副腎から分泌されるアンドロゲンという男性ホルモンが脂肪組織に豊富に含まれるアロマターゼという酵素の働きによりエストロゲンに変換されてしまいます。そのため閉経後は肥満であることが子宮体がん発生のリスクを高めることになります。

また肥満である女性は、食生活が脂っこいものが好きであったり、動物性たんぱく質、脂質が好きであったり、甘いものが好きである場合が多く、食生活が欧米女性に近いということもリスクを高めているといえます。

症状

子宮体がんも他のがんと同様、初期のものほど治る率も高くなるので早期発見・早期治療が大切になります。

子宮体がんは比較的初期のうちから不正出血が起こります。従って「月経以外におかしな出血が長く続く」「閉経期のころに月経の上がりが悪い」「閉経後に不正出血がある」といった場合は、子宮体がんを疑う必要があります。この不正出血が前がん状態のシグナルであることもあります。

他に、排尿痛または排尿困難、性交時痛、骨盤領域の痛みなどの症状が現れることもあります。

これらの症状が見られた場合には産婦人科で検査を受けることをお勧めいたします。なお、集団検診で行う「子宮がん検診」は通常、子宮頚部がんの検診を指します。子宮体部がんのリスクを高める要因に当てはまる方は、子宮体部がんの検診を定期的に受けることをお勧めいたします。

診断

1.細胞診・組織診
子宮体がんの細胞診は、子宮体部に細い器具を挿入して子宮内膜の細胞を採取し顕微鏡で調べる検査になります。

閉経後の萎縮によって子宮の入り口から内部までの通り道が細くなっていると、器具が入りにくくなっていることがあります。このような場合は、子宮の入り口を少し拡げる処置をしてから子宮内膜の細胞を取ります。多少の痛みを伴います。

細胞診の検査結果は5段階(クラスI〜クラスV)に分けられます。クラスI・IIは正常を、IIIは子宮内膜増殖症を、IV、Vはがんをそれぞれ想定しています。

この検査でがんが疑われる場合には組織診が必要となります。
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